『秘密の写真展14』『あめ生誕写真展』に出展しました!
更新日:8月31日


(2026年8月31日に更新)
2026年8月7日~9日、デザインフェスタギャラリー原宿EASTにて開催された『秘密の写真展14』と、8月29日~30日にギャラリーFeles表参道にて開催された『あめ生誕写真展』に出展いたしました。
ひとつのテーマの作品の全容を先にポスターとして展示し、後半でその展示のタイトルカットを1枚だけ展示するという不規則な展示となりましたが、個人的にとても充実感のある体験をさせて頂きました。
今回、『選択』をテーマにした作品作りをしたいと考えており、
企画開始の時点で着地させたいイメージもあったため、これを説得力を持って成立させるためには「登場人物が『何』を選択するのか?」のリアリティが重要な鍵になるだろうと考えていました。
そのため、制作に着手するにあたり、ご一緒させて頂くモデルのあめさんに「ご自身の『選択』についての経験やイメージ」をヒアリングするため、インタビューの時間をオファーさせていただくことからスタートしました。
ところが、「どのような『選択』をモチーフとするか?」について、話し合っていたところ、次第に『選択』という設定自体に違和感が生まれてきたんです。
具体的には、『選択』という言葉の中に「いくつかの選択肢の中から自らひとつを選び取る自由や、余裕」が含まれているように感じた、ということ。
しかし、人生には「自由な選択肢や余裕がなく『そこに留まるか、そこから飛び出すか』の2択を迫られる場面も少なからずあることもまた事実。
そのことに辿り着いた時点で当初のプランを捨て、新たに『逃げ場のない環境の中で、そこにとどまるか?移行するか?』といった選択(自身の過去と現在の環境を受け入れつつ、別れることで次へ進もうとする)の力強い瞬間をモチーフとすることに決めました。
そこから導いたテーマがタイトルの "S H I F T ."(=『移行する・切り替える』)となり、
そのテーマをどのように表現するかについて検討を重ね、制作したのが今回の作品です。
そして撮影の当日、恥ずかしながら自分のスタジオのリサーチ不足もあり、実際の環境が想定していた状況と異なっていたことで、(自業自得ですが💦)撮影プランを変更する場面もありました。
今作の企画から撮影までの流れの中で「予定していたものを手放して、作品にとって大切なものの何を残して、何を捨てるか?その場で見つけたものを尊重して、どう利用していくかを探りながら制作する」という経験は、私にとって大きな学びになりました。
それらの変更もまた、ある意味では“SHIFT”だったのだと思います。
結果、完成した作品はそうした変化の経緯を含めて、自分にとっても一つの転換点(”SHIFT”)として、今後の活動について気づきを与えてくれるとても大切な作品になったと感じています。
今回、2つの会場でご覧いただいた作品をまとめ、こちらのHPに公開しています。既にご覧頂けた方にも、初めてご覧いただく方にも、彼女の静かな『葛藤』と『決意』に少しだけお付き合いいただけたら嬉しいです。
(”S H I F T .”はこちらからご覧いただけます。)
↓↓↓↓



コメント