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『秘密の写真展Ⅻ』に出展しました!



2026年2月6日から8日の3日間、デザインフェスタギャラリー原宿EASTにて開催された『秘密の写真展Ⅻ』に出展いたしました。


昨年はありがたいことに、五度にわたって展示の機会を頂き、それぞれの展示で、自分の『今、やりたいこと』と『チャレンジ』を設定し、作品制作に向き合ってきました。


どの展示にも自分なりの手応えと充実感はありましたが、同時に「この先に進むために、まだ足りていないものがある」そんな感覚も残っていました。


振り返ってみると、これまでの自分の作品には一つの共通点があります。


それは、『被写体と、なにかしらの背景となる要素』を組み合わせ、『物語』として作品を構成していたという点です。


作品の『主人公』と『葛藤』や『課題』、『音楽』などとの『関係性』を時間軸で表現する方法自体は、大好きな表現方法です。ただ、言葉を使わない写真表現において、それは時に説明的になり、作品として成立させるために、言葉で前提などの補足が必要になる場面が多くあります。


そこで今回の展示に向けて、「では今、自分が向き合うべきものは何だろうか?」と考えるようになりました。


「今、自分に最も足りない部分はどこだろう?」と。


そして、辿り着いたのは『被写体そのものともっと正面から向き合うこと』でした。


写真家ハービー・山口さんの「被写体の明日の幸せを願ってシャッターを切る」という言葉を思い出し、今回は『自分の得意な表現』よりも『被写体の存在』に重心を置いた作品を作ろうと思い至りました。


モデルは、昨年の作品制作でもご一緒させて頂いたあめさんにお願いしました。

彼女の『表現力』に頼るのではなく、そこに立つ一人の人としての『存在感』を、できるだけそのまま写したいと考えたからです。


作品タイトルに選んだ”NEUTRAL.”という言葉は、「中立」「偏りのない」「自然な」という意味を持ちます。


物語的な演出や意味づけは用意せず、白ホリスタジオという極力情報を削ぎ落とした空間で、被写体が自然に立ち上がるための『光』だけを準備して撮影に臨みました。


完成した作品は、技術的に見ればまだ未熟な部分もありますが、自分自身としては『これまでとは異なる写真との向き合い方』を見つけられた、大きな一歩になったと感じています。


今回の展示で発表した作品に、数点を加えた写真を、下記のURLに掲載しました。

展示をご覧になれなかった方にも、是非ご覧いただけたら嬉しいです。


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